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〒277-0005 千葉県柏市柏1-7-1-301 パレット柏内
1989年(平成元年)9月、町の呼びかけにより沼南町国際交流協会推進協議会(SIFA)が発足。
「海外に姉妹都市を」という声を受けてSIFAでは独自の調査や町民アンケートを実施、その結果キャムデン町が浮上しました。
1993年6月のキャムデン町長の来町などを経て、翌1994年8月、初めて沼南町の中高生10名がキャムデンで13日間のホームステイを体験、
同11月には、キャムデンハイスクールのバンドメンバー57名が来町し、公演活動やホームステイをしました。
以後、多くの交流を重ね、1997年4月、沼南町とキャムデン町の問で、友好都市協定が結ばれました。2005年柏市と沼南町合併により、
キャムデン町は柏市の友好都市となりました。
1994年から続けられている青少年の交換派遣事業では、両市の青少年が学校の休みを利用して、約2週間相手都市を訪問。
ホームステイを通して現地の家庭生活に触れるとともに、学校体験などの様々なプログラムに参加し交流を深めています。
キャムデンからの派遣生と柏市のホストファミリー
市民を募ってキャムデンを訪問し、ホームビ ジットなどで交流を楽しみます。一方、キャムデ ン町民も、キャムデン国際交流協会(CIFA)主催 の”桜ツアー”で来柏、ホームステイなどを体験 し、相互理解を深めています。
柏市とキャムデン町の小学校の問で互いの児童 の作品を交換し、「かしわde国際交流フェスタ」や市内の小学校などで展示します
2011年の東日本大震災の際には、キャムデンハイスクールの生徒たちが自主的に募った義援金を送ってくれました。
義援金はKIRA会長始めキャムデン委員会委員長、柏市職員の手で気仙沼市大谷(おおや)小学校と気仙沼向洋高校に届けられました。
2012年には、友好都市15周年記念市民ツアーでキャムデンを訪問した市民訪問団一行に、マワラ小学校児童が折った千羽鶴が手渡され、
「広島に届けて欲しい」と頼まれました。のちにKIRA会長が広島市の平和公園にある「原爆の子の像」に奉納しました。
シドニーの南西60キロの郊外都市 (車でシドニーから1時間)
約77,000人(2016年)
約206平方km
大陸性気候(低湿度)、平均気温:春20℃ 夏32℃ 秋15℃ 冬10℃
1795年のこと、英国艦隊がイギリスから連れてきた6頭 の牛がシドニーの国営牧場から逃げ出しました。 数年後、40頭に増えた牛たちが発見された場所は現在の キャムデンのグレッズウッド牧場でした。 以後このキャム デンは家畜の育成に適した「オ−ストラリア富の発祥地」 と呼ばれ、メリノ羊の飼育と羊毛(メリウール)の生産やワイン製造,小麦栽培などが始まりました。 ちなみに「キャムデン」とは、当時の植民地行政大臣の名前です。
羊毛、ワイン、小麦
日本から飛行機で約9時間。
夏期2時間、冬期 1時間
大都市シドニーから約60キロの近距離に位置しますが、草原に馬や羊が草を食む風景が残る自然豊かな町です。時には野生のウォンバットなどにも出くわすこともあります。 春(11月)には町中至る所にジャカランダの花が咲き、落下した花で道路はむらさき色の絨毯と化します。 町を流れるネピアン川は時に洪水を起こすことがありますが、キャムデン町では、清水にしか生息しないと言われる「カモノハシ」をネピアン川に棲まわせるべく、川の浄化に努めています。